脳みそミドリムシ

うめめが入院してた頃、家でもどわーっ!な出来事が。
家で「うめめ入院だよー、はよ治らんかなー、さびしいなー」って太一を撫で撫でしてました。かさぶたがポロリと取れました。したら、直径3mmくらいの穴が…
そこから膿がぶぢゅるりるるるる…と溢れんばかりにブレイク★アウト。
ッッッギャー!!
10cc〜30ccくらいはでたよね?
一緒に脳みそまで出ててたりして…と心配になるレベルの量。
あ〜クサイ。
古いタンパク質ってクサイわ〜!


思い起こせば約10日前、年末に、太一は外猫と喧嘩したね。ンで多分負けて帰ってきて、生まれて初めて、一日押入れに引きこもってたよね。ご飯で釣ったらすぐ出てきたけど。満腹になったらすぐゴロゴロゴロ…なんで押入れに隠れたか忘れたんか?アホだ。猫は怪我した時押入れとか暗くて狭いところに入るのは野性なのね。

その時文句言うの押さえつけて、怪我がないか身体中触診。骨は折れてないみたい、ココとアソコと噛まれてる、って確認したんだけど…その後、ああ、首元を噛まれた痕がかさぶたになってきてるなー、位の認識だったんですヨ。撫でたり触ったりカサブタ引っ張っててもたいして文句言わんから。しかし、その噛まれた痕が膿んでたとは・・・痛いの感覚もないのかオマエわ!ばか!脳みそミドリムシ

年末年始、何だか顔がアシンメトリだなぁ〜、毛並みの寝癖?なんかクサイぞ太一〜どこで生ごみ漁ってきたんだ?って皆で言ってたんだけど、あれ、腫れてたのね…毛がもっさりすぎてわからんかった…。ていうか、熱出したりしたよね?こんだけ活発に白血球が戦えばね?しんどかったよね?痛かったよね?ちょっとは体調悪いふりとかしなさいヨ…脳みそミドリムシなんだから太一ってば…

そんなわけで、自宅で、傷口周りを毛刈り、膿出し、消毒、この繰り返し。梅とは違って免疫力っちゅーか、生きる力っちゅーか、が半端ない太一。いつでもどこでも変わらぬ食欲魔猫っぷり。多分病院行っても、消毒と抗生物質で終了だろうから、ここは太一の免疫に頑張ってもらうことにしよう。やばそうな気配がしたら、病院に連れて行こう…と、様子見しつつ自宅療養。なんか大丈夫そう、という見立ては正しかったらしく、現在はもう腫れも引いて膿も出なくなって治ってきました。野性の免疫力バンザイ。

よかったよ怪我で。怪我はまだ傷口も経過も見えるからいいね。梅のように内臓系はわからんのは困るけど。でもこの膿の量、前の猫で経験してなかったら、マジ慌てるレベル。経験してたけどビビったわ。ていうか、太一の方が凄かった。猫の皮下スペース半端なし。

戦るなら負けるな、負けるなら戦るな。
調子悪かったらちょっとはションボリせぇよ、太一のばか!みどりむし!

こんなデカイ穴があいてて縫わなくて大丈夫なの?!とか、脳みそまで菌が達したら…とか。ちっさい身体で水も飲んでないのにひたすら吐き続けて腕の中でぐったりしていくうめめを抱えながら、自分が判断ミスしたらこいつらは死ぬ…っていう覚悟、改めてしっかりしたりとか。

いやー、心労でほんまに髪の毛って抜けるねんな。びっくりしたわ。
この1月は、うめめのお腹の毛だけじゃなくて、かあちゃんの髪の毛までハゲ散らかしたんやで。
かなんでホンマ。

こいつらホンマ心配ばっかりさせよってからに。
梅も太一も、たのむでほんまにもー。

こんな時、一人でなくてホンマよかったよねー、とシェアハウスのありがたさをしみじみと。